P2Pによるファイル転送のメリットとは

2011/11/30 05:40

昔は大きいファイルの受け渡しはCDRやDVDRで行われることがほとんどでしたが、最近はパソコンとパソコンを直接接続してファイル転送するというやり方で受け渡しをすることが多くなってきました。これはP2Pと呼ばれる技術を使うものです。サーバーを介さずに直接、送信したい相手のパソコンにファイルを送る形になるので、転送速度が速く、サイズがギガバイトを超えるファイルであっても、互いのパソコンが光ファイバーでネットに接続されているなら、10分から数十分程度で転送完了になるでしょう。


P2Pによるファイル転送技術というのはいろいろなところで使われています。たとえば、代表的なのはIP電話ですね。互いのパソコンをP2Pで直接結んで、声を音声ファイルに変換して送受信することで可能になっている技術です。また、最近では対戦型のオンラインゲームでもP2Pが使われています。こういった場面でP2Pが使われるメリットは、なんと言っても、サーバーを気にしなくて済むということです。たとえば、もしIP電話のサービスがすべてサーバーを通すという形になっていたらどうなるでしょう。


個人の電話が多くなる午後9時から、サーバーに負荷がかかり、電話がしにくくなるということが容易に推測出来ますよね。何十万人、何百万人という人のパソコンからファイル転送され、それを受けて送信しなければならないのですから、さばくのは大変でしょう。しかし、P2Pであれば、お互いのパソコン同士でのファイルのやりとりなので、どれだけの人がIP電話しようとも、特別に負荷が掛かるサーバーというのは存在せず、安心して電話することが出来るというわけです。